引越しお役立ち情報

夜間の引越し

密集した夜のマンション

引越しにおいて計画性は非常に重要です。
引越し業者の選定や荷物の梱包、ごみの処分。
役所やライフラインの手続き。

スケジュール調整も大事です。
土・日曜日は仕事が休みだから土曜日の午前中に頑張って引越しをしちゃって、午後には部屋の片づけ。
日曜日はせっかくだから新居の周りを散歩したり、部屋でのんびりしたり・・・

予定通り、快適な新居ライフのスタートです。

ところがすべての方がこのような生活を送れるとは限りません。

普段仕事が忙しく帰りが遅い、休みも不定期、でも引っ越したい(引っ越さなければならない)。
ならば夜間に引っ越すしかない。

そういう方もいらっしゃいます。

では夜間に引越しをするにあたって(昼間でももちろん重要です)、どのような段取りが必要でしょうか?
いくつか考えてみましょう。

目次

引越し前の準備

移動手段の確保

夜の日本橋

まずは移動手段。
引越し元から新居まで、近くであったりマイカーがあるという方は問題ないでしょう。
そうでない場合はレンタカーやタクシー、公共交通機関など「足」を用意しなければなりません。
夜間の引越しですから、時間帯によっては公共交通機関などは難しい場合もありますよね。

難しいことは考えずに、引越し業者のトラックに載せてもらえばいい。どうせ行くところは一緒だし。なんならその方が効率がいいだろう。
と、思いますよね。
ところがこれ、大抵は断られます。
なぜなら引越し業者は貨物運送業であるため、トラックに荷物は載せられても作業員以外の人(つまりお客さん)は乗せられないのです。
よって新居への移動方法はあらかじめ確保しておく必要があります。

移動時間も大事ですよね。
到着が遅くなり業者を待たせてしまった。すると荷物の降ろし作業に時間がかかり、結果的に引越しが長引いてしまいます。

基本的に引越し業者は引越元・引越先の両方に依頼人または関係者の立ち合いがなければ荷物の搬出・搬入の作業をすることができません。
よって、例えば家族皆様のひっこしであればご家族で手分けして引越し元・引越し先にそれぞれ立ち会っていただくことになります。
単身での引越しの場合は両方の立ち合いができるように、時間・手段の調整をする必要があります。それが難しいのならば引越元もしくは引越先のどちらかに友人・親戚等の方に代理の立ち合いを依頼すると良いでしょう。
引越し作業をスムーズに終わらせるには時間の配慮が必要です。

ライフラインの手続き

電気ガス水道

次にライフラインの開栓が挙げられます。
ガス・水道・電気。新生活には欠かせません。

引越しを終えて一段落、カップラーメンでも食べたり、シャワーを浴びたり。
ガス・水道がなければ何もできません。そもそもトイレにも行けません。

じゃあ、しょうがない。百歩譲って我慢して。

では電気は?
夜間の引越しは電気が点かないとどうにもなりません。
真っ暗な中での引越しはケガや事故などの危険を伴います。

たしかにガス・電気・水道って重要ですね。ライフラインとは上手いことを言ったものです。
ゆえに引越し日より少し前に開栓の手続きをしておいた方が良いでしょう。
これで貴重な時間を無駄にしなくて済みます。

あ、ライフラインといえば、開栓はもちろん閉栓のタイミングも重要です。
公共料金を気にして引越し日より前に停めてしまうと引越しの作業中になにも使えなくなってしまいます。
とくに夜間の引越しだと真っ暗な部屋の中で搬出をする羽目になってしまいます。
ライフラインの開栓・閉栓は「いつから使うか、いつまで使うか」を念頭に置いて手続きをしましょう。

引越しの挨拶

インターホンを鳴らすネイルをした女性の指

ご近所の方への挨拶をする場合も時間帯に注意しましょう。
引越しの作業中は物音がたちやすくなります。あらかじめ前日までに挨拶を済ませておけば角が立たなくなるでしょう。
引越し先への挨拶もできれば前日までに、無理なら翌日以降にしましょう。夜間の引越しなので作業中の挨拶はもってのほかです。

鍵の受け取り

鍵を持つ手

しかし、それ以上に大事なこと。
それは新居の鍵の受け取りです。
そもそも部屋に入れなかったらどうしようもないですよね。
とくに夜だと不動産屋も閉まっているかもしれません。

これらは前日までに済ませて、確認もしておきましょう。

さて、昼間の引越しでももちろんなのですが、夜間の引越しとなると時間が極端に限られるためより一層の準備が必要です。
どれだけの荷量になるのか、搬出・搬入経路はどうなっているのか、どれだけの人員が必要でどれだけの時間を要するのか・・・

それにはご自宅へ訪問をしてのお見積りが欠かせません。

訪問見積り

見積もりをする引越し作業員

電話での見積りですと、確かに簡単で手間がかかりません。それは認めます。
しかしいざ、ふたを開けてみると・・・
電話で聞いていたより荷物が多く、引越し代金が高くなってしまった。
ウソみたいな話ですが、往々にしてあり得る話なのです。

しかし料金の増加はまだ良いとしましょう。
荷物が積みきらない。

夜中だし、ほかに術はない。トラックに往復してもらおう。
料金はかさむは、なにより時間はかかるは・・・夜中なのに・・・
万事休すです。
目も当てられないですね。

夜間の引越しだからと言ってのんびり構えていいわけではありません。
夜間の引越しだからこそ綿密な準備が必要なのです。



以上、いろいろと書いてきましたが、いかがでしょうか。



弊社、引越しと不用品回収の「きりり」ではあらかじめお客様のご自宅や事務所等にお伺いをし、荷量や状況を把握したうえでご料金の算出を行っております。
こうすることでお客様のお引越しを滞りなく完了させることができるのです。
弊社のスタッフは経験豊かなベテラン揃いです。お見積りの際にはお客様にとって最適なプランのご提案をし、お客様からのご質問・ご相談も承っております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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