引越しをすると予想以上のごみ・不用品が出てきます。
使っていた家具・家電が古くなったので引越しを機に買い替えよう、とか。新居に合わせて一新しようとか。これはカーテンとかインテリア系でよくありますね。
はたまた、新居は今よりも手狭になるので持っていくものを精査しよう、とか。
もしかしたら引越しの荷物をできる限りコンパクトにしよう、なんてのも・・・。
引越しする状況によっても異なります。
彼氏/彼女と同棲するので家電製品、例えば冷蔵庫や洗濯機などは2台もいらないから捨てちゃおうとか、ひとり暮らしをしていたけど実家に帰ることになったからとか。
引越し先に持って行ってもしょうがないから捨てちゃおうという流れですよね。
家具や家電など、いわゆる粗大ごみだけではありません。
例えば食器類。割れものなので
ひとつひとつ梱包しながら箱詰めしていくのですが、これが実に面倒くさい。
しかも食器棚から引っ張り出そうとすると予想外に姿を現したりします。どこに入ってたんだよってくらいに。
となるといっそのこと捨てちゃうかって発想になりますよね。もとより使ってなかったんだしって。
あるいは衣類。これもまたクローゼットから出るわ出るわ。
このようなものは単体では小さかったり軽かったりするのですが、結構数があってまとまると嵩張ったりするんですよね。塵も積もれば山となるってこういうコトか・・・。
さらにさらに冷蔵庫の中で眠っていた調味料。中には賞味期限が切れたものも。
今回はその不用品をどのように処分するかお話ししたいと思います。
このような不用品を処分するにはどのようにすれば良いのでしょうか?
細かいものなどは袋にまとめて可燃ごみ・不燃ごみなどで出すことができます。
ですが粗大ごみはどうでしょう?
いくつか方法を考えてみましょう。
フリマサイトはメルカリをはじめとした、近年急激に利用者が増えているサイトですね。同様にネットオークションも人気があるようです。こちらはヤフオクなどが有名ですね。
フリマサイトのいちばんのメリットは、利用者がデザインやサイズで品物を選ぶ傾向が強いためブランドを問わず、自分なりの価格設定で気軽に出品できる点です。
その反面、出品時の写真撮影や商品説明文の作成、価格交渉など時間が割かれることも事実です。
商品が売れたときの発送の手間もありますし、売買トラブルも少なからずあるようです。
さらには売れ残ったときには手元に置く羽目になることも覚悟する必要があります。
リサイクルショップは手間がかからないという点が最大のメリットでしょう。
いったん買い取ってもらえればお部屋が広くなります。
家具や家電など大型のものや一度に大量のものを買い取ってくれるのもポイントです。
一方で、これはフリマサイトも同様なのですが、売れないことも考えられます。
キズや汚れがあったり、壊れていたり、特に電化製品などは製造から5年経過したものは買い取ってもらえなかったりします。
また店舗に持ち込まなければならないことも忘れてはいけません(最近では出張買取の店も増えてはいますが)。
ここまで引越し時の不用品の処分方法について、『売る』というところから考えてみました。
では不用品を『処分』するとどうなるか、考えてみましょう。
売らずに『捨てる』という選択肢もあります。
捨てるとなると真っ先に思い浮かぶのが役所の粗大ごみ収集です。
自治体によっては若干異なったりもしますが、①電話等で予約する → ②粗大ごみシールを買ってくる → ③収集日に外に出す、というのが大筋の流れです。
役所の粗大ごみ収集のいちばんの特徴はなんといっても『安い』こと。
フリマサイトやリサイクルショップなどで売ることに比べれば確かにお金はかかりますが、それでも数百円~千円前後。発送の手間や代金、店舗に持ち込むときの燃料費も考えるとそう大差はないでしょう。
何よりも買ってもらえないという心配事がありません。
そんな役所の収集ですが、デメリットも当然あります。
まず第一に役所の粗大ごみ収集は役所のスケジュールをもとに動いています。よって希望の日に回収してくれるとは限りません。
大体申し込んでから1週間後というのが多いのでしょうか。地域によっては月1~2回、収集日が決められていてその日に合わせて予約をするという段取りです。
もし予約が埋まってしまったら次の収集日まで待たなければならないこともあり得ます。
加えて、1回の収集品数が制限される地域が多々あります。1回で3点までとか、5点が上限とか・・・。
もちろん、ひとつふたつ処分する分には問題ないでしょう。しかし多量の場合はというとそうはいきません。
1回収集が終わったら再度申し込みから始めなければなりません。そうすると次の収集は2週間後などとなってしまいます。
よって粗大ごみを処分するのにも前々からの準備が大事になってきます。
また、役所の粗大ごみ収集に出すには収集日に粗大ごみを外まで運び出さなければなりません。
最近は屋内からの運び出しサービスを行う自治体も増えてきましたが、これはあくまでサービスで「高齢者」や「体が不自由」など、運び出すのが運び出すのが困難な場合のみと対象が決まっています。
一般の方はこれに該当しないことが多いので、例えばタンスやソファーなど大型のもの、重いものもご自身で運び出す必要があります。
さらにさらに役所の粗大ごみ収集では取り扱いをしていないものも多々あります。
家庭用のテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象品目なので処分の仕方が決められています。
購入した店舗で引き取ってもらうとかご自身で所定の引き取り場所まで持ち込むなど手段はいろいろありますが、ほかにも郵便局でリサイクル料金を納めるなどの手続きが必要です。
古いブラウン管のテレビやファミリータイプの大型冷蔵庫、ドラム式洗濯機など、その重さは尋常ではありません。エアコンに至っては取り外しも必要となるでしょう。
上記の家電製品のほか大型で破砕が困難なもの、引火性のあるもの、危険物、法令によるものなど多種類のものが役所では処分できません。かつ地域によってその範囲が異なっているのです。
自治体の中には清掃施設に直接持ち込んで処分することもできます。
これなら数量の制限なく処分することができます。
これなら完璧・・・
と思いきや、ここにも問題点はあります。
それは自治体によっては持ち込み制度がないところがあるからです。
持ち込み制度はその自治体の住民に対してのものなので、隣の市区町村へ捨てに行こうというわけにはいかないのです。
さらに粗大ごみはご自身で運び出さなければなりませんし、役所で処分できない品目も変わりありません。
それどころか清掃施設に運ぶための車を調達しなければなりません。
ただ引越しがしたいだけなのに・・・
そのついでに粗大ごみを捨てたいだけなのに・・・
さあ困った
というわけで最後の手段について考えてみましょう。
今までお話しした内容にはそれぞれメリットもあればデメリットもありました。
結局のところ、引越しのしばらく前から余裕をもってじっくり腰を据えて進めればいいんだよ。
ってことになります。
そうでしょう。そうでしょう。それができたら苦労はしません。
やはり時間に制限は出てきます。
ということで最後の手段です。
不用品回収業者は年中無休で営業しているところがほとんどです。
速いところだと問い合わせをしたその日に来て回収してもらえる業者もあります。
引越しは終わりの日時が決まっているため、どうしても先に延ばすことはできません。
なので対応の速さが重要となってきます。
しかも回収する数量に制限がありません。
必要なら部屋の中まるまる撤去することも可能です。
さらに役所に比べ回収できる品目が格段に多いのです。
たとえば先ほどご紹介した家電リサイクル法の対象品目とか引火性のあるものとか、業者によっては調味料や古くなった飲食物とか。
一般の家から出るものは大体引き取ってくれるのです。
いちばん楽ですよね。
確かに役所の収集に比べると料金は高くなりがちです。
しかしそれ以上に融通が利くのです。
では引越し業者のほかに不用品回収業者に頼もう。
しかしただでさえ引越し準備で慌ただしい中、あちこちに声を掛けるのも面倒だし第一、訳が分からなくなる。
ならば引越し業者に回収もやってもらおう。
と探してみると。
大手の引越し業者は不用品回収をやっていないところが多いのです。
いや、『ほとんど』と言った方がいいかもしれません。
なので、大手ではないところも探すといくつか見つかります。
引越しもしてくれて引越しごみも回収してくれる業者。
まさに All in One。
引越しも不用品回収も行う業者のメリットはやはり1か所で事足りる点でしょう。
あちこちに問い合わせをして時間を合わせる必要がありません。
そしてそして引越し当日に不用品の回収をしてもらえる。
その便利さを想像してみてください。
例えば冷蔵庫。引越しを機に新しく買うという方でも直前まで使っていられるのです。
ベッドなどもそうですね。
引越し当日の朝まで寝られるのです。
というわけで引越しに伴う不用品の処分方法を考えてみました。
最適な方法を見つける見つけるきっかけになれば幸いです。
以上、いろいろと書いてきましたが、いかがでしょうか。
弊社、引越しと不用品回収の「きりり」では全力でお客様の引越しのお手伝いをします。
あらかじめお客様のご自宅や事務所にお伺いし、荷量や状況を把握しつつご料金の算出を行っています。
こうすることでお客様のお引越しを滞りなく完了させることができるのです。
お見積りの際にはお客様にとって最適なプランのご提案やご質問・ご相談も承っています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。